伊根の舟屋
海の京都2泊3日の旅、1日目は舞鶴、2日目は宮津、そして最終日に伊根町を訪れました。
舞鶴と宮津のレポートは下のリンクからをご覧ください。
「伊根の舟屋」の風景は、近年になって世界的にも注目を浴びた人気観光地の一つです。
舟屋の町並み
1階部分が船着き場になっている独特な家々。
伊根の舟屋とは 京都府北部の伊根町にある舟屋群のことで、1階が舟置き場、2階が住居空間という独特な建物構造で、伊根湾に沿って230軒もの舟屋が立ち並び、その一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
一説によると、伊根の舟屋は戦国時代にはすでにあったとされ、当初は2階建てではなく舟だけが入る藁ぶき屋根の小屋だったそうです。現在のように2階建てになったのは、昭和初期からです。
伊根湾から眺める伊根の舟屋
200名もの多くの観光客を一度に載せる遊覧船。
今回、丹後海陸交通株式会社が運行する大型の遊覧船「伊根湾めぐり遊覧船」を利用しました。
所要時間は約25分です。この船でもかもめの餌やりができるため、乗客を飽きさせずにあっという間に時間がたちます。
伊根湾の観光船もいくつかあり、小型船での遊覧サービスもあります。大型船より舟屋に近づいて、水面に近い位置で見られるので、迫力や臨場感があり、大型船とは違う魅力があります。
今回はマイカーで出かけたため、駐車スペースが明確だった大型船を選択しましたが、次回来ることがあれば、小型遊覧船に乗ってみたいと思いました。
所在地:京都府与謝郡伊根町字亀島822番地
営業時間:AM8:00~PM5:00
海上タクシー 成洋丸 詳細を見る
所在地:京都府与謝郡伊根町字亀島862
営業時間:AM8:00~PM5:00
陸側から見る伊根の舟屋
舟屋の外観と内部が間近で見られます。
自動車を駐車し、舟屋沿いを通る町並みを散策しました。
舟屋はカフェや宿泊施設、ここのようにレンタルスペースになっているものもあります。一方で商業施設でなく、一般の方の所有物のものもあります。いずれも勝手に入ることはできません。
ゆっくり見学したい場合は、有料で見学できる場所もありますので、そういう場所を利用しましょう。
向井酒造
伊根の町並みを散策していると、さまざまなお店がありますが、その一つに海辺の町には珍しい酒蔵があります。
伊根満開という京都の古代米(赤米)を使用した赤色の日本酒が人気です。その酒粕を使った酒粕アイスも販売しています。
高台から眺める伊根湾と舟屋
道の駅 舟屋の里伊根の駐車場から伊根湾全体が眺められます。