福山城と周辺観光
福山城
福山城は徳川家康のいとこである水野勝成が、備後10万石の領主として築城しました。その石高にしては当時は破格の規模のお城でした。
福山駅から見た福山城
福山城は、新幹線のホームから間近に大きく見ることができるお城です。
ライトアップされた福山城
夜はライトアップされていることもあります。漆黒の夜空に白壁の城が浮かび上がります。
伏見櫓と筋鉄御門
城郭の中には、天守のほかにさまざまな建造物があります。中でも伏見櫓と筋鉄御門は1622年の福山城築城にあたり、将軍徳川秀忠から拝領したもので、国の重要文化財になっています。
鉄板張りの福山城天守
天守は1945年に戦火で焼失し、1966年の市制施行50周年記念事業で再建されました。
また、築城400年にあたる2022年8月に、当時の福山城天守の北側に施工されていた防御力を上げるための鉄板を復元すべく、全国からの寄付によって鉄板張りなどを含む外観の復元が行われました。
城泊できるお城
福山城は城泊できるお城として準備中です。(2024年5月開始予定)
城泊について 詳細を見る
泊まれる場所は上の写真の「月見櫓」です。武家屋敷の広がる南側や、町人屋敷の広がる南西入江方面も展望できる位置に築かれた2層2階の櫓です。この場所は現在貸会場にもなっています。
福山城博物館
福山城の中は、博物館になっています。
甲冑とツーショットの撮影ができるコーナーも用意されています。
福山城に使われている鯱の実物大を間近で見られます。
一番槍レース
1615年の大坂夏の陣に参戦した水野勝成は、見事一番旗を大坂城桜門に立て、その武勇を轟かせました。その活躍をモチーフにした馬上体験です。ライバル武将と競いながら、一番槍をめざせします。
本物サイズの馬にまたがり、2面に組まれた大きなスクリーンでスピード感を味わい、臨場感たっぷりに体験できます。
火縄銃体験
水野勝成は、87歳の時、20間(36.4m)先の的を火縄銃で撃ち抜いて人々を驚かせたといいます。火縄銃体験では実際に約36m先の的を撃ち抜けるか、87歳の水野勝成に挑戦できます。
ゲームの火縄銃は本物の半分ほどの重さだそうですが、それでもずっしりと重く、実際はハンデをもらっているようなものです。
一番槍レースも火縄銃体験も入場料に含まれていて別途費用はかかりません。
福山自動車時計博物館
古き良き時代のクラシックカーや軽三輪をはじめ、櫓時計や枕時計などのアンティーク時計、昭和の時代の生活用品などを展示しています。
戦前につくられたT型フォードやダットサンをはじめ、バタンコと呼ばれ親しまれた三輪トラックや軽三輪車など、国内外の往年の自動車を館内外に展示しています。貴重な展示車に乗って、見て、さわって、写真も撮れる体験型博物館です。
クラシックカー
一部を除き、展示車の席に座ることも可能です。状態が良くない物も多いです。
アンティーク時計
江戸時代中期~末期の時計。時計箱の下からおもりが長く垂れており、そのおもりを動力にして動きます。下にある台が櫓(やぐら)のように見えることから櫓時計と呼ばれています。
江戸時代末期に作られた精巧で豪華な時計が多いです。持ち運びがしやすく、目覚まし、カレンダーも付きもあります。ゼンマイで動きます。
その他古き良きもの
その他、ジャンルを問わずアンティーク、レトロなものを多数展示しています。
福山市立動物園
自然豊かな環境にある公立の動物園です。
哺乳類は27種、鳥類は22種、爬虫類は9種です。(2023年4月現在)
世界一危険な鳥と言われる「ヒクイドリ」も展示されていました。
Googleマップで今回の観光ルートを見る >>
(注意) 最新の情報をお確かめの上、ご予定ください。