ROKKO森の音ミュージアムレポート 歴史建造物 

神戸・六甲の旅

先日、日本最古の温泉「有馬温泉」をご紹介しました。
有馬温泉、源泉めぐりの旅
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今回はその続きです。
有馬温泉とセットで観光するのでしたら、六甲、神戸あたりが選択の一つとなります。
そして今回は、マイカーがなくても回れる、ロープウェー・バスを乗り継いでの観光ルートをご紹介します。

六甲、神戸の観光コース

有馬温泉 → (六甲有馬ロープウェイ) → 六甲山頂 → (六甲山上バス) → 六甲枝垂れ/六甲カーデンテラス/六甲高山植物園/ROKKO森の音ミュージアム → (六甲ケーブル) → 神戸市街地

六甲山

六甲山は、兵庫県南東部に位置し、西は須磨から東は宝塚まで東西約30kmにわたる山々の連なりを指します。

神戸・三宮の街並みと六甲山系
神戸・三宮の街並みと六甲山系

六甲といえば、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」で聞き馴染みがありますが、六甲おろしはこの六甲山から冬に吹き下ろす冷たい北風のことです。

六甲山へは、登山やハイキングで訪れる人も多いですが、今回はロープウェイを使っての観光です。

六甲有馬ロープウェイ

六甲有馬ロープウェイに乗って、有馬温泉から六甲山山頂に向かいます。

有馬温泉駅(六甲有馬ロープウェイ)
六甲有馬ロープウェイ

出発点はロープウェイの「有馬温泉駅」です。9時30分が始発になります。ここでは、片道切符(当時1030円)、往復切符(当時1850円)が販売されています。もう一度有馬温泉に戻るなら、往復切符がお得です。

今回のルートにぴったりの切符があり、片道切符に、六甲山上バスのフリー切符と六甲ケーブルの乗車券も付いたセット券(当時1780円)を購入しました。

六甲有馬ロープウェイ

六甲山山頂駅

六甲山頂での観光

山頂にはいくつかの観光スポットがあります。

六甲カーデンテラス

六甲カーデンテラス
異国情緒漂うエリア内に4つの飲食店と2つのショップがあり、季節のグルメやショッピングが楽しめるレジャースポット。

自然体感展望台 六甲枝垂れ

自然体感展望台 六甲枝垂れ
自然と調和した芸術的な建築を数多く手掛け、世界的に認められている建築家・三分一博志により設計された展望台。
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六甲高山植物園

六甲高山植物園

海抜865mの六甲山頂付近に位置する植物園。北海道南部に相当する冷涼な気候を利用し、世界の高山植物や寒冷地植物、六甲山自生植物など約1500種を栽培しています。

この時は、植物学者・牧野富太郎博士にちなんだ企画展が開催されていました。2024年8月18日まで。
六甲高山植物園
六甲高山植物園

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ROKKO森の音ミュージアム

ROKKO森の音ミュージアム

六甲山上の音楽×自然のミュージアム。大型の自動演奏楽器を使用した「演奏家のいないコンサート」を毎日開催しています。
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六甲ケーブル

六甲ケーブル

六甲山上と神戸市街地を結ぶ六甲ケーブルは、昭和7年に開業した歴史あるケーブルカー。 六甲ケーブル下駅から六甲山上駅までの約1.7kmを、約10分間で結びます。
1000万ドルの神戸の夜景を見に、六甲山を上るために多くの人が利用しています。

神戸市立王子動物園

六甲山を下山すると神戸市街地になります。バスに乗って、パンダで有名な神戸市立王子動物園に向かいます。
ところが、目当てのパンダはつい先日のこと、死んでしまっていたようです。たくさんの献花がされていました。

神戸市立王子動物園のパンダ舎

それでもユニークな動物たちがいっぱいいて、見応えがありました。

市立ということもあり、入園料は600円という安さで、そのためか、「動物サポーター」制度を設けて広告収入で一部賄っているようです。パンフレットにも、広告が掲載されていました。

神戸市立王子動物園
神戸市立王子動物園のぞう
神戸市立王子動物園のコアラ

異人館通り

異人館をはじめ、カフェや教会など、フォトジェニックなスポットが点在しています。

ラインの館(旧ドレウェル邸)

ラインの館(旧ドレウェル邸)

山手八番館

山手八番館

イタリア館 (プラトン装飾美術館)

イタリア館 (プラトン装飾美術館)

神戸ムスリムモスク

神戸ムスリムモスク

1935年、神戸在住のトルコ人、タタール人、インド人貿易商らの出資により建てられた日本で最初のモスクです。

神戸ムスリムモスク
神戸ムスリムモスク

神戸の中華街・南京町

日本の三大中華街のひとつ、南京町。中国情緒あふれる町並みでグルメからショッピングまで楽しめます。
神戸の中華街・南京町
神戸の中華街・南京町

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