大久野島 (ウサギの島)
「ウサギの島」として知られ、国内外から多くの観光客が訪れている大久野島(おおくのしま、おおくのじま)。
SNSでも愛らしいウサギとともに多くの投稿がされ、その人気ぶりに気になる場所の一つでした。
大久野島とは
多数のうさぎが生息する島
大久野島は、広島県竹原市忠海町の沖合約3kmに浮かぶ、瀬戸内海の小さな島です。周囲約4.3kmと小さな島で、現在は定住者はいませんが、休暇村大久野島の宿泊客などの居住者のみがいます。
島には、数100羽から1000羽を超える野生のうさぎが自由に暮らしています。(2025年2月4日時点)
その可愛らしさに癒やしを求めて多くの観光客が訪れています。またうさぎが繁殖力が強いことから、安産祈願や子孫繁栄に願いを込めて訪れる人もいます。
しかし大久野島をGoogle Mapで見ると、それとは対照的に「毒ガス」という言葉が現れます。
この島は第二次世界大戦末期まで毒ガスが製造されていたという秘められた歴史があり、軍事機密のため「地図から消された島」でもあったのです。

大久野島へのアクセス
忠海港からの船で約15分
大久野島へは、広島県竹原市の忠海港から船で約15分でアクセスできます。
また、愛媛県の大三島の「盛港」からも渡れます。
今回は広島県の忠海港からの出発です。
船に乗る前に、自身の腹ごしらえとウサギのエサの準備をしました。
名物・広島焼
忠海港の周辺には、広島焼のお店が数軒あります。
そのうちの1軒のお店「えしま家」に入りました。鉄板焼きは大抵そうですが、客席からよく見える場所で焼いてくれます。店の規模に対して大きすぎるほどの鉄板でした。


ウサギのエサの入手
食事を済ませた後、近くの「スーパーマミー」に寄りました。
ここでウサギのエサとして、ラビットフード、人参、キャベツなどが売っています。
そのほかにも、忠海港の待合所でもウサギのエサ(ペレット)が売っています。

エサやりのルールを確認
大久野島のウサギへのエサやりは可能ですが、ルールがあります。
また、島内ではエサは販売されていないので、あらかじめ用意していくのがおすすめです。
うさぎは人間と違う食べ物を口にすると体調を崩してしまうことがあります。うさぎの健康を考えて、以下のエサを選びましょう。
ウサギのエサの種類
牧草:チモシーなどの牧草はうさぎの主食であり、消化にも良いので最適です。
野菜:ニンジンやキャベツなどがおすすめです。ただし、ネギ類(長ネギ、玉ねぎなど)は赤血球を破壊し、貧血や下痢を引き起こす可能性があるため、絶対に与えないでください。
市販のうさぎ用ペレット:総合栄養食として与えることができます。
与えてはいけないもの
人間用のお菓子やパン:うさぎの体に負担がかかります。
水分補給が必要ないもの:スナック菓子など。
ネギ類
エサやり時の注意
うさぎと安全に楽しく触れ合うために、以下のルールを必ず守りましょう。
- 地面に置いて与える:うさぎの口元に手(特に指)を近づけると噛まれる危険があります。エサは地面に直接置いて与えるようにしましょう。
- 追いかけない、抱っこしない:うさぎは臆病な動物です。追いかけたり、無理に抱っこしたりするとストレスを与えてしまい、骨折や怪我の原因になることがあります。天敵に捕まったと勘違いして、命に関わることもあります。
- 食べ残しは持ち帰る:うさぎが食べ残したエサは、腐敗したり、他の動物のエサになったりする可能性があるため、必ず持ち帰りましょう。
- 道路や建物の入り口で与えない:うさぎがエサを求めて道路に飛び出し、事故につながる可能性があります。
- フラッシュ撮影は控える:うさぎを驚かせてしまうため、フラッシュ付きの写真撮影は避けましょう。
その他参考サイト
https://www.takeharakankou.jp/spot/4304
http://rabbit-island.info/
船に乗るため、港に向かいます。とてもかわいいデザインの乗船券売り場の建物が現れました。

お土産物売り場やちょっとしたカフェが入っています。

乗船、大久野島へ
船は、自動車を載せられるフェリーと客船があって、行きは、客船でした。ピンクのかわいい船です。

約15分で島に到着し、桟橋を渡ります。

島内の移動は、歩き、自転車、バス、自動車
歩いて島を回ってもいいのですが、休暇村大久野島のバスがちょうど止まっていたのでそれに載せてもらいました。宿泊客ではありませんが無料です。休暇村まで直行できます。

かわいいウサギがいっぱい!
休暇村の周辺には、うさぎがいっぱいいます。近寄っても逃げません。サルなどの観光地の他の動物のように、勢いよくやってくることもありません。おとなしいです。


点在する戦争遺跡
島内を歩いていると、戦争遺跡などがあり、この島の過去の「毒ガスの島」というもう一つの顔が現れます。

ここには、猛毒で皮膚がただれる、びらん性毒ガス「イペリット」が貯蔵されていました。
レンガの外壁の建物は、戦時中の大久野島を学べる施設「毒ガス資料館」です。


所在地:広島県竹原市忠海町5491
開館時間:9時00分〜16時00分(入館は15時40分まで) そのほか、臨時に開館時間が変更になることがあります。
電話:0846-26-3036
散歩するには気持ちがよい遊歩道があります。キャンプ場もあります。休暇村大久野島が管理しています。

帰りはカーフェリーでした。

瀬戸内海の穏やかな海に浮かぶ小さな島で、うさぎに癒されながらのんびりと過ごすと幸福感に満たされます。しかしそれは平和であるからこそ成り立つもの。そう気づかさせる島でもあります。
大久野島のまとめ

大久野島に行ったら、同じ竹原市にある「たけはら町並み保存地区」を観光するのもおすすめです。
