【茶道を知る10】結界
茶道具の中に「結界(けっかい)」というものがあるのをご存じでしょうか? 亭主がお茶を点てる道具畳と客が座る畳の境界に、亭主の領域を示すものとして置かれるものです。客が立ち入るべきでない領域を暗に示しています。 しかし、屏…
続きを見る日本人でさえ見逃しがちな日本の小さな魅力。
茶道具の中に「結界(けっかい)」というものがあるのをご存じでしょうか? 亭主がお茶を点てる道具畳と客が座る畳の境界に、亭主の領域を示すものとして置かれるものです。客が立ち入るべきでない領域を暗に示しています。 しかし、屏…
続きを見る襖(ふすま)は、障子とともに日本建築で、部屋と部屋の間仕切りとして使われる建具のひとつです。 上の写真で、一番手前が襖、その奥が障子です。襖は障子と違い、光を通さず障子よりも密閉度の高い日本建築の建具です。 襖は木で作ら…
続きを見るしつらえとは、漢字で「室礼」「設え」と書き、元々は神様へのお供えを飾り付けることを指しました。室町時代になって、お客様を迎える特別な和室に床の間が作られ、お客様を迎える準備として、その部屋に掛物(かけもの)や花入(はない…
続きを見るお茶席で出されるお菓子は、季節やそのお茶席のテーマに合わせたものを、亭主と菓子店などと打ち合わせをして用意することが多いです。それをいただく側も、その配慮を感じながら、食べる前に鑑賞しておきたいものです。 お菓子の取り方…
続きを見る茶会において、客が道具を見ることを「拝見」といいます。亭主が茶会を催すにあたり、吟味して選んだ道具を、客が鑑賞する時間が許されています。拝見を通して、亭主と客の会話も生まれ、茶会のテーマや道具に対する情報・思い入れなどを…
続きを見る茶道を知りたいと思っていない人でも、お茶会に呼ばれる機会に遭遇することはあります。客人に日本文化の一部を知ってもらうため、もてなしの心を伝えることのできるお茶会は、しばしば催されるからです。 ホテルでも、茶室を設けたり、…
続きを見る舞鶴市は京都府北東部にある日本海に面した自然豊かなところで、天橋立がある宮津市や伊根町ととも「海の京都」として多くの観光客が訪れます。 キャッチフレーズは「ヅルいい!舞鶴」 舞鶴は良いという意味が込められているそうですが…
続きを見る棚手前とは 茶道具を棚に飾って行うお点前 お盆の上でお点前する盆略手前や、棚を使わず、畳の上に道具を直接並べ置いてお点前をする平点前に対して、茶道具を棚に飾り付けておいて行う点前のことを棚手前といいます。 お点前に使われ…
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