但馬の小京都、出石
出石(いずし)は、兵庫県豊岡市にあり、かつて出石城があった城下町です。現在も江戸時代からの城下町の面影を残し、「但馬の小京都」とも呼ばれ、国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。 周辺には城崎温泉や竹田城跡などの有…
続きを見る日本人でさえ見逃しがちな日本の小さな魅力。
茶道具の中に「結界(けっかい)」というものがあるのをご存じでしょうか? 亭主がお茶を点てる道具畳と客が座る畳の境界に、亭主の領域を示すものとして置かれるものです。客が立ち入るべきでない領域を暗に示しています。 しかし、屏…
続きを見る襖(ふすま)は、障子とともに日本建築で、部屋と部屋の間仕切りとして使われる建具のひとつです。 上の写真で、一番手前が襖、その奥が障子です。襖は障子と違い、光を通さず障子よりも密閉度の高い日本建築の建具です。 襖は木で作ら…
続きを見るしつらえとは、漢字で「室礼」「設え」と書き、元々は神様へのお供えを飾り付けることを指しました。室町時代になって、お客様を迎える特別な和室に床の間が作られ、お客様を迎える準備として、その部屋に掛物(かけもの)や花入(はない…
続きを見るお茶席で出されるお菓子は、季節やそのお茶席のテーマに合わせたものを、亭主と菓子店などと打ち合わせをして用意することが多いです。それをいただく側も、その配慮を感じながら、食べる前に鑑賞しておきたいものです。 お菓子の取り方…
続きを見る茶会において、客が道具を見ることを「拝見」といいます。亭主が茶会を催すにあたり、吟味して選んだ道具を、客が鑑賞する時間が許されています。拝見を通して、亭主と客の会話も生まれ、茶会のテーマや道具に対する情報・思い入れなどを…
続きを見る茶道を知りたいと思っていない人でも、お茶会に呼ばれる機会に遭遇することはあります。客人に日本文化の一部を知ってもらうため、もてなしの心を伝えることのできるお茶会は、しばしば催されるからです。 ホテルでも、茶室を設けたり、…
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