地方の神社で行われる素朴な神楽を見てみよう! ≪西日本秋冬編≫
日本には、宮崎県の「高千穂の夜神楽」や島根県の「石見神楽」のように、世界的にも有名な神楽があります。しかしその他にも5000を超える神楽が日本全国には存在しており、神楽は日本を代表する芸能といえます。
神楽を見てみたいという観光客のニーズに応えて、定期公演という形で興行されている場所もありますが、観光客のためでなく、その土地に住む人々のために、神様に奉納する形で行われる神楽を紹介しましょう。
そこには、観光客に忖度しない真の神楽の姿があるかもしれません。
津嶋神楽
場所:八津島神社
開催日:毎年10月秋季例大祭の日
料金:無料
*料金は無料とあっても、神事ですので、参観者は初穂料を包むのが一般的です。
津嶋神楽は八津島神社に所属する神楽社中によって継承されていて、大分県無形民俗文化財に指定されています。慶長6年(1601年)にはすでに奉納されていたという記録もあり、長い歴史があります。八津島神社の秋季例大祭に奉納されます。演目は里神楽、岩戸神楽、蛇切り(大蛇退治)と呼ばれる大神神楽の3種です。
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詳しい位置関係は次の地図でご確認ください。鳥居のアイコンが神楽が行われる場所です。
注意
最新の情報をお確かめの上、ご予定ください。
立福寺の肥後神楽
場所:立福寺伊邪那岐神社、立福寺菅原神社
開催日:大祭日 10月15日
料金:無料
*料金は無料とあっても、神事ですので、参観者は初穂料を包むのが一般的です。
肥後神楽は熊本県の北部広域で伝承されている神楽です。神社の神主さんたちが熊本県内の各神社に広め、その神楽がその地区や神社で現在まで代々引き継がれています。
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詳しい位置関係は次の地図でご確認ください。鳥居のアイコンが神楽が行われる場所です。
注意
最新の情報をお確かめの上、ご予定ください。
三嶋神社の津野山神楽
場所と開催日:三嶋神社神祭の、10月30日 東区(川西路)、11月3日 越知面区(田野々)、11月23日 西区(竹の薮)
料金:無料
*料金は無料とあっても、神事ですので、参観者は初穂料を包むのが一般的です。
*神社には、参拝者用駐車場はありません。
三嶋神社の津野山神楽は、913年、津野郷の開祖・津野経高が京より土佐梼原へ入国したことにより始まったとされています。それから1100年余り代々の神職によって門外不出の神楽として継がれてきました。しかし戦争による混乱や時代の流れの中で、後継者がしだいに減少し、やがて消滅寸前となりました。その危機感から復興の気運が起こり、1948年に「梼原町津野山神楽保存会」が結成され今に至っています。1980年に津野山神楽は「土佐の神楽」の一つとして国の重要無形民俗文化財に指定されました
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神祭での奉納時にしか見られない「津野山神楽」を最新のVR技術で鑑賞します。
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詳しい位置関係は次の地図でご確認ください。鳥居のアイコンが神楽が行われる場所です。
注意
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奥津神社の佐料編笠神楽
場所:奥津神社に隣接する佐料公会堂
開催日:秋分の日の前夜
料金:無料
*料金は無料とあっても、神事ですので、参観者は初穂料を包むのが一般的です。
舞手が、農業用編み笠を烏帽子に見立ててかぶることから「編笠(あみがさ)神楽」と呼ばれています。佐料地区で約200年前から伝わる平安と五穀豊穣を願う行事で、一度は途絶えたが、1976年に復活しました。面を付けて演じる「岩戸の舞」や刀を使った「剣の舞」や火花で大輪を描きながら舞う「大火」など十数演目が行われます。
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詳しい位置関係は次の地図でご確認ください。鳥居のアイコンが神楽が行われる場所です。
注意
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